元芸人のドン底親父が神戸のタワマンに住みたいんや!!

やっすいゼニもろうて毎日同じ生活。アホかい!!!

元芸人という肩書き

おつかれさん。

武庫川越太郎や。

 

味噌汁やと思って飲んだら豚を煮た時のアクやったわ。

捨てとけや。

 

まぁここにきて書くけど、

ワシ武庫川越太郎は元芸人やねんな。

そこそこ長い年数やったで。

結構必死に。

でも、

全く売れへんかったわ。

何気に某漫才の大会でもそこそこええとこまで行った事もあるんやで?

メディアにもちょこちょこやけど出せてもろうたこともあるんやで?

でもメディアに出たから言うて売れた訳ちゃうし、

街中で顔を指される訳やないからな。

単発単発でメディアに出たとこでは全く知名度は上がらん。

しかもワシはその単発の仕事というバッターボックスで打つ事も出来ひんかった。

そりゃ打ってたら監督がまた次の試合で使ってくれるがな。

次の試合に出る=知名度上がって売れていく

やからな。

ま、バット振れなかったんは完全に自分のせいや

打つどころか空振りすら出来きひんかった。

大事な仕事の時は一応100パーセントの準備はして挑んだつもりやったけどな。

でも、今思うのは、

 

500パーセントの準備をしていくべきやった。

 

5倍や。

 

・・・また結果は変わってたんやろうか。

 

そしていくら芸事を頑張ってもゼニにならんかったのも痛かった。

 

単価ちゅうんがあってな、

有名芸人なら云万、云十万貰えるんやろうけど、

ワシみたいな超絶無名の場合はメディアに出ても貰えて数千円やった。

劇場で漫才の出番では、

数百円や。

更にそこから源泉徴収引かれるんや。

鬼やろ?

いや、若い頃は全然ええねんで?

数百円貰えるだけで嬉しかったし、

その事自体をネタにも出来たからな。

せやけど長い年数やってきて、

結婚して、

子供出来て、

未来の事を真面目に考えるようになったら、

いや、考えなくてはならなくなってきたら、

 

ネタで済まへんくなってきた。

 

数百円で子供のミルクは買われへんで?

一人の時は家賃の滞納上等じゃい!やったけどもうそうはいかへん、

そうなると今まで以上にバイトせなあかん、

今までの2倍バイトしたとこで間に合わへん、

 

5倍や。

 

そうなると当たり前やけど芸事に費やす時間も自然と少なくなっていく、

でも金が要るからバイトせなあかん、

バイト、

バイト、

バイト、

気が付いたらバイト99パーセント、お笑い1パーセントになってた訳や。

 

こういう風にワシは引退してった訳や。

いや、引退ちゃうな、

休止

ちゅう事にしとこか。

早い話、

「また芸人やります!」言うたらその瞬間から芸人やからな。

そこのあんたも「今から芸人やります!」言うたらその瞬間から芸人やからな。

 

まぁ、

 

心の隅っこにまたやりたいという思いは常にある。

でも二度とやらない可能性もある。

 

ま、

どっちに転んでも後悔はせーへん道を歩いていきたい。

(BY 現ブラック飲食勤務者)

 

次の記事ではもうちょっと芸人ちゅうモンを語っていこか。

 

ほな、

 

また。